勝負を降りなければ負けではない【最終833位、レート1954】

ポケモンSVランクバトルシーズン12 お疲れ様でした。

ランクマに取り組んでから、シーズン16で初めて最終3桁帯到達&自己最高レートとなる1954を達成できましたので、構築記事を投稿いたします。対戦の思考を言語したことがほとんどなく、拙い文章ではありますが、ご一読お願いします。

 

【構築経緯】

レギュレーションFを2ヶ月続ける中で、ウーラオスやオーガポンを上から倒せるスカーフガラルサンダーやママンボウ絡みのサイクルや受けループに強めなサイコノイズアシレーヌ、電磁波をはじめとする面倒な状態異常技をカットできる身代わり瞑想ブーストハバタクカミが強かったので、それを軸に補完するように構築を考えました。その中ステロやドラゴンテールで定数ダメージを入れながら、エースを通す動きが強く物理ポケモンを流せるHD持久力ブリジュラス、テラス込で相手のポケモンを対面突破できるチョッキガチグマとHS炎オーガポンの対面駒を採用しました。

 

【構築詳細】

努力値調整はどこかの構築記事や動画を参考にしましたが、ソースをはっきりとは覚えていません。

 

赫月ガチグマ@突撃チョッキ、毒テラス

性格:控えめ

特性:心眼

努力値:H148 B4 C116 D172 S68

実数値:207-X-141-187-107-81

技:ブラッドムーン、ハイパーボイス、大地の力、真空波

 

ラスタル込で目の前のポケモン対面処理します。ガチグマミラーには特に強く上からブラッドムーンをぶつけ、相手のノーマルテラスブラッドムーンも確定で耐えられます。電磁波ハバタクカミに戦えそうに見えてムーンフォースで特攻ダウンを引くと押し負ける可能性があります。

 

ブリジュラス@オボンの実、フェアリーテラス

性格:腕白

特性:持久力

努力値:H252 A4 B44 D204 S4

実数値:197-126-171-X-111-6

技:アイアンヘッドドラゴンテール、ボディプレス、ステルスロック

初手に出すより2番手にして物理技を受けて持久力を発動させながらステロドラテで相手を削るのが役目です。エナジーハバタクカミに対して吠えるを使いたい場面もありましたが、サーフゴーが重くなるのでやめました。物理相手にはボディプレスで3縦した試合もあり、ただの起点作りに終わらないスペックを持っています。終盤アンコールされまくったので技選択は慎重に行う必要があります。

 

アシレーヌ@食べ残し、毒テラス

性格:控えめ

特性:潤いボイス

努力値:H236 B196 C4 D4 S68

実数値:185-X-119-161-137-89

技:サイコノイズ、ムーンフォース、瞑想、身代わり

受け潰し兼特殊アタッカーです。受けループにはこれ1体で完封できることが多いです。キョジオーンやママンボウグライオンサイクルには身代わりサイコノイズで択を合わせれば破壊できます。終盤は受け構築にあまり当たらなかったのでお留守番していました。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー、ステラテラス

性格:臆病

特性:古代活性

努力値:H148 B156 C140 D4 S60

実数値:149-X-95-173-156-179

技:ムーンフォースシャドーボール、瞑想、身代わり

 

最速110族抜きの耐久振りの特殊エースです。身代わりは耐久振りハバタクカミの電磁波を透かしたり、カイリューのテラスタル確認に有用でした。ステラの瞬間火力上昇でラスト1.5体を一掃できる動きが強かったです。

 

ガラルサンダー@こだわりスカーフ、鋼テラス

性格:意地っ張り

特性:負けん気

努力値:AS252、D4

実数値:165-194-110-X-111-152

技:雷鳴蹴り、ブレイブバード、はたき落とす、蜻蛉返り

 

受け崩し兼デバフサイクルに強い物理エースです。霊獣ランドロスと初手で対面することが多く、イージーウィンできることもあり、ハバタクカミのムーンフォースシャドーボールを鋼テラスで耐えて負けん気を発動させると止まらなくなります。ブリジュラスとの相性補完もしているのでそこも良ポイントです。

 

オーガポン@竈の面、炎テラス

性格:意地っ張り

努力値:H252 A44 B52 D4 S156

実数値:187-160-111-X-117-150

技:蔦棍棒ウッドホーン、じゃれつく、電光石火

 

浮いている鋼や構築単位で重いアシレーヌ対策枠であり、対面的に戦う駒です。じゃれつくの枠はミラー意識で岩石封じや剣の舞にしたこともありましたが、ドラゴンタイプがきつかったのでこの形に落ち着きました。

 

【基本選出】

ガチグマ、ブリジュラス、ハバタクカミorガラルサンダー

ガチグマでテラスを含めて1匹以上倒し、先制技に対してブリジュラスに引いてステロを撒き、相手に定数ダメージを入れて、ハバタクカミで一層します。ハバタクカミがおらず、ランドロスなどのサイクル構築の場合はガラルサンダーを初手に投げます。毒びし展開構築の場合は、毒テラスガチグマブリジュラス、ガラルサンダーでサイクルを回して勝ちます。イダイトウ構築は、タスキかイバンの実をイダイトウが持っていることが多いので、ステロを撒いて、身代わりハバタクカミでこらえるをケアします。

ディンルー入り(BIG6構築)

オーガポンで対面処理しながらブリジュラスで荒らし、ハバタクカミを投げました。勝率は場合によりけりです。

 

受けループ、ママンボウグライオンの受けサイクル

初手にアシレーヌを投げて身代わりを置き、受けてくるポケモンをサイコノイズで破壊します。隠密マントを持っていたら降参です。

 

【苦手構築、苦手ポケモン

オオニューラ、タケルライコ、受け型のカイリュー、キノコの胞子もちポケモン

オオニューラが特性軽業の場合、ガラルサンダーやハバタクカミが抜かれ崩壊します。ブリジュラスで攻撃を耐えながら流すぐらいしか対処方法がありませんでした。

タケルライコに先に瞑想を積まれるとガチグマで対面突破がかなり難しいです。シーズン序盤はよく当たりましたが、終盤はマッチングしませんでした。

渦アンコールカイリュー、電磁波エアスラカイリューには沢山負けました。構築単位での対策ができませんでした。

キノガッサをはじめとしたキノコの胞子もちポケモンがいるとオーガポンを出さざるを得なくなり選出を歪まされます。

最終日にはアンコール持ちのオーガポンやアシレーヌと多く当たり、レートを献上することになってしまい、技選択に練度が必要だと感じました。

 

【まとめ】

オンラインでのポケモン対戦を始めたのは剣盾発売2ヶ月後ぐらいでしたが、最高レート1700程度で4桁順位いければいい方でした。

SV発売後S1から対戦を始め、レート1800以上をいきなりとれたことでモチベーションがあがりました。当面はレート1800以上とれるのを目標に対戦をしていました。しかし、使いこなせる構築を組めたときと組めなかった時で実力の振れ幅が大きく、5桁順位で終わることもよくありました。

毎月SNSのタイムラインを見ると、色んな人の初最終3桁到達報告があがり、自分には無理な目標なのかと思ったこともありましたが、やり続けてよかったです。

 

【最高順位】

3月中旬にレート1800になってから伸び悩みましたが、3/30にレート1900に上がれ、3/31に3桁順位に到達しました。未知の領域で潜るのが怖かったですが、3勝1敗で最終3桁いける領域までいけました。日和って最終3桁を願う選択肢もありましたが、少しでもレートを盛ってみたいと欲が出ました。結果は4勝4敗のイーブンでしたが、格上に勝利したおかげでわずかにレートを盛れて、自己最高レートの1954にいくことができました。ちなみに最高順位は714位でした。すぐにレート2000達成できるとは思っていませんので、まずは最終3桁を複数回とれるようにしていきたいです。

レギュレーションGからは伝説ポケモンを採用したルールが始まりますが、構築に頭を悩ませて戦績が伸び悩むと思います。それでも楽しんで対戦をし続けたいです。